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MTU                        過去のおすすめの一冊
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「ドリームボックス」
小林照幸著 毎日新聞社 2006 1,600円(本体)
ロマンチックなタイトルだが、「夢の島」が捨てられたゴミの処分場だったように、「ドリームボックス」は捨てられた犬や猫を処分するための装置のことだという。ペットブームの裏側で、年間40万匹の犬と猫が殺されている…。担当職員を主人公にした小説仕立てということもあって、死刑執行に携わる刑務官を描いた丸山健二の作品「夏の流れ」を連想させる。不心得な飼い主が諸悪の根源だろうが、人間の罪深さが読後、澱のように残る。


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