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MTU                        過去のおすすめの一冊
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 君を失って、言葉が生まれた
著者:藤川幸之助 絵:田雜芳一 ポプラ社 2006年 本体1600円

末期ガンの妻との4年間の日々を綴った詩画集。
 ガンが進行し、変容していく妻はそのたびに問う、「こんなわたしでも愛してくれる?」。ぼくは答えなかった、「君を愛しているのはあたり前のことだったから」、「ずっと君が生きていると思っていたから」。しかし、痛みに耐える壮絶な闘病の末、妻は逝ってしまった。
 かけがえのない人を失う哀しみが胸に迫る。大切な人なのに、いるのがあたり前に思って、ついおろそかにしてしまう。何気ない平穏な日々がいかにとうといか、気づかされる。日常の静けさをたたえるイラストが美しく、より哀愁を誘う。




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