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ここでは三教組新聞のコラム『こぶし』を紹介します。

 「伝えること」は誰にもできる。その方法はいろいろあっていい。しかし、「正確に」となると、一気にハードルがあがる▼子どもたちには「5W1Hを意識して、しっかり文章を書くように」と指導をしてきた。文章になったものは、後から見返すことによって、伝わるかどうかの確認ができる。美文であるかどうかは、その次の段階▼これが会話となると、確認がむずかしくなる。話した言葉は、記憶に残るが、記録しない限り正確に残らない。それに、その場の雰囲気や声の高さや大きさもくわわり、いろいろな意味が生まれる。話している人が好きか嫌いか、内容に興味があるかないかなどで、受けとめ方もおおいに変わる▼TVで不登校の原因のトップが友人関係と紹介された。話題についていけず孤立したり、LINEでのやりとりで摩擦が生まれることを極度に恐れているということだ▼言葉を生みだす土壌には、体験や知識の共有が基本になる。これが人間関係を厚くする要素の一つ。くらしや学びのなかで見直す大切なことの一つではないだろうか。

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