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MTU 三重県教職員組合
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2012.6/5
Dr.Mの健康アラカルト No.57 職場のメンタルヘルスケア

 文部科学省に設置された教職員のメンタルヘルス対策会議の中で、教員のメンタルヘルスの現状が報告されました。その中で教職員の疲労度について一般の会社員との比較が報告されています。ストレスの内訳の比較では、「仕事の量」と「仕事の質」にストレスを感じている人が一般の会社員と比べて多いという結果でした。また、「相談できる人がいる」と回答した会社員は89.0%、教職員は45.9%であり、さらに「上司や同僚に相談する」と回答した人が会社員では約65%であるのに対して、教職員は14.1%という結果でした。
 児童生徒・保護者の対応や長時間労働などで多忙をきわめるなか、1人で悩みを抱えてストレスをためてしまう教職員のみなさんの姿が想像できます。
 こういった状況を改善するために、国でもさまざまな対策について検討されていますが、まずは仲間とのつながりを大切に、自分から周囲に相談する・されるといった関係づくりからはじめてみましょう。

 <職場のメンタルヘルスケアのポイント>
  1、セルフケア
   @ ストレスに気づく:自分のこころの状態を把握しましょう
    (厚生労働省「こころの耳」ホームページより、ストレスチェックを参照)
     http://kokoro.mhlw.go.jp/hatarakukata/tool.html
   A ストレスへの対処
    ・専門機関へ相談…仕事の悩みだけでなくそれぞれの悩みに応じて相談に
     乗ってくれる機関があります。
    (厚生労働省「こころの耳」ホームページを参照ください。)
     http://kokoro.mhlw.go.jp/hatarakukata/soudankikan.html
    ・上司や産業保健スタッフへ相談…職場の問題は上司などにも相談しましょう。
     産業医などの産業保健スタッフがサポートしてくれる場合もあります。
    ・専門医療機関を受診…下記のような不調が2週間以上続く場合は
     精神科・心療内科を受診しましょう。

気分の低下 意欲低下 生命力低下
憂うつ、元気が出ない、
心細い、不安、いらいら、
罪悪感、非現実感、
現在・過去・未来に対しくよくよ考える
注意集中力低下、決断力低下、何をするのも億劫、
仕事の能力低下、
対人関係回避、
社会的関心の低下
睡眠障害、倦怠感、
頭重、体重減少、
嘔気、性欲減退、
頻尿、めまい、失神

  2、職場でできるケア
   @ 長時間労働の改善…管理者が勤務時間の調整をするとともに、職場全体
     で協力して仕事の負担を軽減しましょう。
   A 職場環境の改善…お互いが自由に意見を交換し、援助しあえる職場に
     しましょう。また、日常的に声かけをすることも大切です。 


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